工房の窓

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2008/11/07

萩の液だし・・・
今年は萩に剪定等が遅くなって、液だしが今日になる。毎年は花を一週間めで、剪定に入る。
そうすればエネルギーが有り、良い色がいただける。工房では好んで染める染材の一つですが、
近年染材に恵まれず出す液の量が少ないです。山萩より園芸種の方が色合いは良いです。
染材が多ければ混ぜないで茶を染める貴重な自然の恵みです。
明礬:茶 工房では明礬だけで茶を染めています。10回は染めてください。素敵ですよ!!!

2008/11/3

染料の「臭木」採取・・・ 福井の母も染織家です。今回は
臭木採取していますが、なかなか取り易い所なくて、手伝う
ことになる。私達は臭木は扱わない。だって臭木は取れにくいし
臭いので。手にとって見ることもなく来ましたが、こんな機会が
あるとは思いもしません。「臭い臭い」と娘達は連発です。
「だから臭木」と言うのよ! 母は柿を取るときに「竿の先の
割れ目」を利用して採っていました。なるほどこれは採りやすい。
でも袋に入れる間に実が落ちてしまいなかなか多くなりません。
やはり採取は大変です。採取して冷蔵庫に保管して使うように
聞いております。 試してみては〜。
実:水色 花弁:鼠色に染まります。

2008/11/01

緑色・・・
竹糸の緑です。 今回は藍でしっかりと先ず染めて、後に黄色を染めます。 よく、逆さまに染めることを
聞きますが、藍液が傷みます。藍を染めてから黄色が良いと思います。苅安等で染めた上での緑とはまた
色合いが異なり良いものです。しかし藍の上に黄は藍の染め斑に注意が必要です。斑が目立ちます。

2008/10/25

染めタンク・・・
山荘にアルミの鍋があります。古いので染めには使いません。
おくどさんの雨避けに鍋を置いています。雨ざらしです。
写真のように古いので雨水にアルミが出ています。鉄鍋も
しかり染めタンクはステンレスに限ります。鉄鍋は鉄媒染され、
アルミ鍋もアルミ媒染されます。特に古い鍋は注意です。

2008/10/15

刈萱を保存・・・
9月19日に刈萱を採取してガレージに干しました。乾燥の過程で雨に当たってはいけません。
乾燥後みれば外は色が肌色に変わっていますが中は青いままです。先回も書いたと思いますが
生を染めるも良いものです。青みがかった黄色に染まります。 年中染めるので工房では乾燥保存
しております。ダンボール等に入れる大きさにカットして置きます。5〜6cmにカットする事は
進めません。色素が抜けるのではないでしょうか。工房では大きなタンクで液出しをするので
写真くらいにカットしております。車で走れば、刈萱が色づいて立っています。なかなか大株は
無いです。何回か液出し分をゲットして保存しました。

2008/10/08

組織がおなじで・・・? 麻糸の細番でタペストリーを指導したものですが今回織って来ましたと
掛けてみればこんなに様子が違っています。組織は同じで粗く織ったものと少し密に織ったものと
の違いです。糸の太さも替えてみると全然違って見えます。何時も生徒さんにはおなじ組織で
イメージを織って下さいと話しますが、織り手のイメージでこんなに違っています。だから織りは
楽しいのです。もっともっとイメージして・・・ふくらませてみてください!

2008/10/03

冬青の液と交織・・・
液だしをしている間に出かけた少し時間が経った。新しい液にて染めをする。竹糸と綿糸の
交織を染める。縮みも異なるが染めもこんなに違う。薄いのが竹糸。濃が綿糸である。竹糸の
染めに時間がかかることが良くこれで解かる。
追加:この色はまだ1回目である。山荘の冬青が古木になっている為に葉は染めにいただき、
次世代の冬青を植えなければと思案している。毎回であるが冬青は良い色である。

2008/09/30

竹糸&綿糸の交織・・・
竹糸の帯を織る予定が誤って管巻きでの時点で竹糸の中に
綿糸が混じる。これはこれで織らねば無駄に成るので織りました。
湯通しをするとこんな風に糸の縮みが違います。どんな作品が
生まれるか思案中です。今回は山荘勉強会で型染めにでも利用
したいと思っております。糸染めのお縮みは経験上解かりますが、
糸を染めないで織る場合は縮みを慎重に考えなければ大変です。
写真で見る限り、竹糸よりも綿糸の方が縮みが大きいようです。

2008/09/17

刈萱採取・・・
秋のお彼岸が来ます。台風も来そうなので刈萱を戴くことにしました。工房の裏の
空き地に有る刈萱を毎年重宝していただきます。刈って直ぐ干す事も出来て有り難いです。
山荘でも多く採取できますが乾燥させる場が無くて工房に持ち帰り干すのは大変です。
近くで取れるのはとても有り難いのです。工房では多くを1年分を乾燥させますが、
生葉染めはそれは良い色がいただけます。刈萱と芒の違いは見れば解かります。ご自宅の
周りを散歩してみてください。今が採取時期です。乾燥すれば直ぐに穂が開きます。
採取は穂が開く前が良いですね。

2008/09/15

液出し・・・
今日は茜と矢車ぶしを出しました。茜も液だしして捨てるのではなく、干して何度も
色をいただきます。矢車も同じです。工房では明るい鼠を出す為に、何度も何度も
液出だしをして使います。40煎位使えばようやく気に入る鼠になります。だから工房では
新しいものではなく下に落ちたものを丁寧に洗い干して使います。良く今年の青い実を
採って使うと聞きますが、銀鼠は何度も液だししたもので良いのです。茜も何回も使って
やります。最後は畑に撒いてやれば良いと思いますのであまり捨てる光景を見ません。
液出しは主人がしておりますので、ヤマモモも本当に液だしすると捨てているようです。
これは30煎も出してみると綺麗な黄色です。これが堅牢度が良く、梔子のような色です。
それくらい液出しに使ってください。これも大切な資源です。必要な染材を使いましょう。

2008/09/07

だし金つくり・・・
今回の豆汁講座で久しぶりにだし金を見る。釘が細く針のようになって痩せている。
写真では小さくなっているのみですが、本当に驚いた!!! だし金を作らない時は常滑の
甕に釘を酢を入れて、錆びないように保存して置くのです。今回の講座に作り方を説明して
現物を見せた時のことでした。痩せるのだと実感して「釘が溶けている」のです。
このだし金作りは糸を傷めず優れものです。鉄の臭みもありません。

2008/09/06

今年の豆汁講座が終了する。今年も何人かの方が工房にて山荘にて豆汁講座に
参加いただき感謝です。最終日の9月6〜7日は連日の豪雨で場所を山荘か工房かと
悩みました。講座何日か前は三重県菰野町とテレビに放映されるほど被害が大変でした。
幸い山荘は被害を免れたのですが、今山荘に人をお泊めするには不安は大きいので、
おいでいただく方に連絡を取り急遽工房にて続行することにしました。
宿に困り、始めて母屋に泊まっていただくことになりました。色々素晴らしい経験をして、
できるだけ遠方からの人の費用を少なくして参加できるように、また工夫が出来るのではと
考えております。講座当日泊まっていただければゆっくりと色々盛りだくさんに指導も出来て
良かったと思います。今後はお泊り豆汁講座と一日豆汁講座とに受けたいと思っております。
写真の「縞帳」つくりは夕食後作っていただき染織のサンプルを張っていただく用にと
思っております。

2008/09/02

異素材の影縞・・・
工房では「影縞」を織る。どうすれば効果的に影縞になるかいろいろ試し織りするが、
今回は竹糸と木綿を組み合わせてみた。これは帯地であるが効果を狙いすぎて、太さも
変えてみた。効をあせれば失敗も大きい。失敗はないと常々思っているのでこの織り地から
何かを得たいと思う。今回は織り地に波が出てしまった。織り進めば消えた。しかし
湯通しをすれば縮みの差は大きいように思われる。まだまだ勉強段階です。
しかしこの時間が二人にとって楽しいのです。

2008/07/23

竹糸織ショールを織る・・・
片羽で織ったショールはどんなものかと心が躍る。後染なので糸の時点で豆汁をして置く。
織って縮みを確認して藍染めにする。糸は精練して豆汁のみなのでかなり織って、湯通しをすると
縮みが出た。ショールが縫い絞りに耐えるか。ビニール紐に耐えるか。ためしのときはワクワクする。
色んな事が見えて来る。色んな事から縞のショールを織ることに決めた。竹糸のショールは冬も暖かく、
年中重宝するでしょう。

2008/07/03

竹糸織シュール・・・
展覧会用のショールを織っています。片羽差しで薄い物と思って織り始めましたが、これがなかなか
苦戦しています。織りの癖や困った事などが全て織り地に出ます。框を打ち込む力は利き手で違いが
出ます。織り地の巻きを真っ直ぐ巻くこと(経糸の伸び)に関係してきます。どうしてかな〜と思って
いたことがこの薄物織りで判ってきました。薄物を手機で織る人は凄いと感服します。竹糸はどうしても
織り地が重いという難点があります。これをどうすれば少しでも軽いものが織れるかと考えております。
写真は竹糸を豆汁して染めないで織っています。織り地が出来て染めよう思っています。

2008/07/02

冬青はどんな色・・・?
木々の色はどんな色と思ったときには、その木の葉の枯れた色を見ます。
青々とした採取したばかりの冬青の葉。クリスマスのリースを玄関に今も掛けています。
「お客様に冬青の葉を見ていただきたく」。
冬青はこんな色に染まります。桜もクヌギも乾燥した葉に染まりますね。

2008/07/01

山荘もそうなのですが・・・
娘の屋敷周りには沢山の冬青があります。散歩をして少し邪魔に
枝があるので、液出しに採る事にしました。冬青は今本来液出しを
する時期ではありませんが、捨てるには勿体無いので使うことに
しました。どんな色がいただけるでしょうか、楽しみです。

2008/06/28

機仕事より・・・

*経糸張って織りに入るところです。織り始め、ビニール紐を1本を3本程度に細くして
経糸の縛りも本数を少なくしてワイヤーに縛れば、ビニール紐1本(細く3本にして)で
十分織りに入っていけます。地糸6〜8段織れば糸のゆるみ具合も判り織れます。
縛り具合を細くすればより多く織ることが可能です。縞の細いものは1柄程度で縛れば
程好く織れます。経糸を大きく縛れば糸の間隔が広く中々織りに入れません。

*最近背が縮んだのしょう。 長く織りが出来ません。背中が張って痛いのです。
もしや椅子ではと思い、椅子に座布団をしておりましたが取りました。これで少しは楽に
長く織ることが出来ます。少しの事ですが、機織は何万回と框(筬)をたたきます。
織りを楽にするには自分に合った機を使う.機道具もしかり。体に故障が出れば、
何か合わないものがあると思います。

*機には椅子が必要です。 機に板を置いて椅子とするものと単独で椅子を使うものとがあります。
工房では今は全て単独椅子を使用しております。板を使うと何万回と框を打ち付けると同じ回数
板に乗っかって体を打ち付けていることになります。体に良くないと感じ今はとても楽に織りを
することができます。椅子はお薦めです。しかし軽い機には向きません。軽い機では自分が重石と
なって織ります。 軽い機を織っていると動いてしまいます。ドッシリと重い機が良いです。

2008/06/27

赤麻で染め始めました。越前八坂さんでいただいた、「赤麻」葉が蒸れないように持ち帰り、
早速液出しに入る。 45Lタンク2杯分採取し4〜5煎液出しをしました。写真中が出したての色です。
糸は少し太い糸で1回染めです。豆汁をするとこんなに素晴らしく色素を吸ってくれます。茶に染めています。
今年の冬青が染めれる間。次は冬青を液出しです。

2008/06/25

梅雨の晴れ間の豆汁・・・
梅雨と言えども工房では少しの晴れ間を探して豆汁を行います。
染色をするには先ずは「豆汁」を、豆汁は濃染する
一つの手段です。
こんな良いものはありません。布で服を作っても洗濯しての
「糊」の役目もします。糸であれば糊をして織る必要が
ありません。豆汁をうまく使いこなして 「自然に優しい染織」を
して欲しいと願います。

今回は布の豆汁、 布1kgに対して大豆300g:水1500cc
    煮染め用 布1kgに対して大豆150g:水1500cc
藍染め用で特に注意するのは水。布豆汁は1回で終えます。
布と豆汁液をしっかりと時間を掛けてなじませ、布を絞らず
干します。 糸と違って馴染ませる事に
注意が要ります。布の厚み等で多少の豆汁のたれがありますが
そのまま乾燥させます。一ヶ月後に染めます。

2008/06/18

肌色の染材・・・ 肌の染材には色々有りますが、工房でよく使う染材は梅・杏・花梨・桃・梨等です。
中でもバラ科のものは赤味をおびています。新しい染材を使うとその赤味は強いです。 何回も液だしを
すると当然薄くなります。最後まで液だしして薪に使い、灰にして陶芸の釉薬に使ってもらっています。
写真は同じ2回目の染め色です。左が花梨・右が梅(2回共同じ染材を使った色)工房では混ぜながら
肌を染めています。染材でこんなに色目が違っています。しかし肌色。イメージにそって使い分けています。
自然染めは身近でいつでも使えるものが良いとおもいます。

2008/06/11

今丁度、茶に染める冬青や赤麻がない時期です。20日過ぎに越前八坂神社の掃除奉仕に毎年でかけて、
ドッサリと赤麻をいただくと写真のような色をいただくことができます。もうそんな時期になったかと
時間が経つのが早いな〜と思います。

2008/06/07

染材・・・
野ブドウの実が成り、秋に実が色づく頃に採取して液出しをする。
乾燥も利く。1本大きくなった「野ブドウ」があり毎年採取して
ためては使っている。生徒さんからもいただき、良く使う染材です。
液を出している最中とても良い香りが漂って幸せな時間です。今回は
刈萱とも違うけれど良く似ていました。色も液が黄色をしています。
重ねれば素敵な茶に鼠に成ってくれます。

2008/06/06

湯通し水は綺麗か・・・
竹糸しかり、どんな織物も通し水が汚いようでは良いものは提供出来ない。反物が上れば
必ず自分の手で反物を湯通しする。すれば布や水の状態が確認でき出来映えが解かる。
豆汁した糸は織る時には糊はしない、しなくても楽に織れる。豆汁処理はとても良い作業。
退色も少なく、程好いパリっと感もある。反物を手放しても扱いが楽である。 豆汁をして
染織することを奨める。良く豆汁は斑になると聞くが何事も回数です。自分のものにすれば
こんな良い処理はありません。しかし、割り染色と回数を必要とします。竹糸織りは良い!

2008/06/05

太糸織り・・・
太い糸と細い糸を使った織物。通常の筬密度で差し込んで織れば、太い糸の結び目が筬を通過しない事が
わかった。筬密度を粗くして、先回は緯糸を細い糸を使用したが、今回は太い糸を使用。素敵な織物に
上った。何と重量が2kg越え、湯通しの作業がきつい。灰も多く干す事も一苦労である。でもなおさら
ジャケットにどうかと楽しみである。

2008/06/04

豆汁糸はよく染まります・・・
竹糸が工房にどっさりと来て、指導の無い週はせっせと竹糸を豆汁して染めをしております。
豆汁して一ヶ月経った竹糸(開繊糸)を染めています。初回の色は茜。工房では豆汁処理と
割り染織で染めをしております。今回染まるであろう色素を入れて染めるので下水を汚しません。
毎回液は透明で下水に流す。こうすれば、染材も無駄なく戴くことができます。手間と時間は
掛かりますが、毎回色を確認しながら染めることが出来て良いです。豆汁をした糸が斑に成る事も
ありません。
ただ、豆汁糸は回数染めることが必要です。でなければ糸がゴワ付きます。その解消は重ねて
染めること。そうすれば色は確実に染め付いてくれます。竹糸は木綿より回数が必要です。
豆汁をしても色素の吸いがよくありません。繊維に蛋白質無いので染まりません。
竹糸にはビスコース(バンブーレーヨン)と開繊糸の二通りの糸があり嬉しいです。
レーヨンと一言でいいますが、従来のレーヨンとは違います。竹糸は竹100%です。
織るもので糸質を替えればすばらしいものが生まれます。
写真は:竹糸の茜・豆汁糸の乾燥・藍染めの干し(梅雨の晴れ間を見ては糸を干す)です。

2008/05/30

豆汁糸・・・
12/3、少し太い糸を使って佐織機で織っている生徒さんがいます。なかなか思う布に成らず試し織りを
重ねて、今こんな細い糸を使って織っています。糸は豆汁をして今5回目の色です。
工房では冬青を中心に茶を染めておりますが、5回の中に矢車や栗などを合わせて染めております。
堅牢度も良くて、素晴らしい色になっております。納得した色を染めていくと織りも楽しいですね〜。

2008/04/17

藍染め・・・
生徒さんが巣立っていく時に藍液の作り方を指導する。藍染めは
出来るだけ自分でやることは慎重に成って欲しい。下水の場所で
染めること。藍液は出来るだけ排水しないこと。染める最中も
絞る液を受けてタンクに戻す配慮がいる。
紺糸は落ちると黙認されている事が多い。色糸の要る染織では
糸を染めなければ話しに成らないが、その染めをすることで自然を
汚すでは本末転倒だ。ではどうすれば良いか?最大限に自然に
配慮する思いを失っては成らない。自分の土地だから埋めても
良いだろうという思いも良く聞くが、自然は途切れることなく
繋がっているのだから自分の土地でも埋める事は良くはない。
染めは慎重に作業をしていく必要のある行程であることを決して
忘れてはいけないと痛感する。

2008/04/10

竹糸を染める・・・
竹糸の道ができてからせっせと染め作業の毎日。
100kg近い糸を今から精練〜豆汁〜染め重ねる。これには
時間は掛かる。友人が5年は二人元気で染織三昧の日々を
過ごせると良く言ったものである。力尽きる時その言葉を
頼りに楽しい少しきつい時間を二人で過ごす。是非今回の
「竹糸に魅せられて10年展」を見ていただきたいと希望する
「明治縞展」ようには巡回展までは気力で出来そうにない。
宜しければ名古屋へお運びください。

2008/04/02

染織した風呂敷・・・
テーマで「風呂敷縞」をして、工房20周年記念に生徒さんに
風呂敷を分けた。今回山荘で指導した生徒さんが使っている
様子を見て感激した。この風呂敷の見本は明治末のもので
手織してあるものでした。使いこなしてある風呂敷を見た時、 その見本風呂敷を思い出した。そのものを見ているように
錯覚をしたほどである。
見本の風呂敷は時が立ちボロボロでしたが、温もりがあり
「手織は良いなぁ」と思ったものです。見本は3枚で継いで
ありました。何とも良い気持ちがしました。使っていただける
ものを織り続けたいと強く思ったものです。織り続けば何かが
見えて来る様に感じます。健康で織りが出来ることを感謝して。

2008/04/01

染めは水が命・・・
東京からの生徒さんの指導に今回は山荘を使う。山荘の水は
沢水です。水道の水とは違うとよく聞くが、本当に真水は
すばらしい。紅花・紫根に続き今回の藍染めとしてみたが、
色の冴えがまったく違う。化学かと思うほど澄んで綺麗である。
今回の藍染めのに使った液も他の水も全て持ち帰った。
それぐらい自然の中での染色には注意を払って染めて欲しい。

2008/03/20

管の重ね巻き・・
たくさんの管を使う場合、1本に何色かを巻き、こんな具合に重ねると
助かります。それまでにしっかりとした糸量を出して巻くことが大切です。
良い色でしょう。竹糸ですよ。
竹糸には二通りの糸の作り方があります。
一つはビスコース(バンブーレイヨン)そしてもう一つは開繊糸です。
どちらも竹繊維100%です。 工房では二通りの糸を組み合わせて
反物を織っております。7月には名古屋市博物館ギャラリーで
「竹糸に魅せられて十年展」を定例の「尾州に縞展」と共に開催します。
是非手に触って、羽織ってみては如何でしょう。お待ちしております。
私たちと竹糸の話しをしませんか。

2008/03/16

管の重ね巻き・・・
竹糸です、よい色です。整経をするときに縞立てします。同じ本数を替えて
整経するときにはこんな具合に管を重ね巻きをして管を増やしません。
その時はある程度糸量を計算して置かねば巻取りが大変になります。
重ね巻きは管立て時間を短縮してくれ助かります。

2008/03/10

がら紡の糸・・・
昨年の名博に「がら紡」を見せてくださって。この糸で二人工房の染織を
してみようと言うことになり、半年をいただく事にしていましたが今日になりました。
豆汁して染め重ねれば時間は掛かる。「は〜い、出来ました!」という染色ではない。
染めて試し織りをして、持ち込まれたところに見本としてお返しする。この糸はいける。
豆汁も出来るし重ね染めにも耐える。今は太いがもう少し細番手が出来ると手紡糸代わりに
つかえる。代わりではなくガラ紡として反物に使えると思う。
ちなみに、今回の試し織りは経糸:30/2綿糸、緯糸:精練〜豆汁〜白染め重ね染め。
今からどんな糸に変わるか楽しみ糸です。自分で手紡糸が出来るように「よりこ」作っている
紡績会社。ガラ紡もよりこも販売していただけるとか。ちなみに・・・筬は42羽です。

2008/03/09

竹糸の染めの難しさ・・・
竹糸には二通りの糸の出来方がある。どちらも竹繊維100%なので染めつきが悪い。
工房では豆汁をするので回数を重ねれば染めはいける。しかし硬さが伴う。
竹糸に魅せられて10年になり 展覧会をして20点あまりのものを一堂に見ていただける
のであるが、染めの難しさ、織りの難しさを今になって思う。誰も織らないものを織ることは
お手本がないので悩むばかり。竹糸に魅せられた二人が織り続けるのはなぜと聞かれるが、
この質感が好き。今までにない質感・糸を織るのであるから。
これが「竹糸」かと感じて欲しい。羽織ってみて欲しい。麻でも芭蕉布でも品布でもない
「竹糸」である。糸道は出来た。頑張れるだけ頑張って楽しんで織りたいと思う。
糸が来てくれたのでありがとう


2008/03/06

今年は名博で「竹糸に魅せられて十年」展を尾州の縞展と
平行して開催する。会場で別途開催できない為、準備は着々と
進む。今回は竹糸織帯を3〜4点展示する。
2本は白地で織り、型をのせて染めていただく事に依頼した。
2本は本来の仕事「尾州の縞」である。どうぞ楽しみにして
見にお出かけください。できれば着物をはおってみていただく
ことも考えております。


2008/02/19

急な天候で豆汁が出来なくなる時や、急に豆汁をしたいときなどありますが、少し考えて行いましょう。
できるだけ豆汁を作った時は作業をした方が良いと思います。
後日使う時は 作った豆汁液を再度ミキサーにしっかりとかけて、もう一度漉して使う事です。
ミキサーをかけないとたんぱく質が凝固しているようです。斑にしないためにはミキサーを
再度かけることを勧めます。
急に豆汁を作りたいときは、水の代わりに湯を使います。短い時間で豆汁(豆)をふやかす事ができます。
天候と相談しながら豆汁をして糸を染めてください。


2008/02/18

ひじき染め・・・ 三崎にて染色をしている生徒さんがひじき染めをして来たと見せてくださる。 抽出方法を変えて試し染めをした。生のひじきを使って、取立てなので生臭さはない。重ねれば良い色になると思う。 染織αで記事を見たことがある。これがその色かと感動した。

2008/02/14

山荘で染める糸は冴えて素敵です・・・ 紅花と紫根を染めていますが。毎回どれも良い色です。本当に冴えてスッキリとしています。沢水は冷たく澄んでいます。どの色も水の如く色素を吸って気持ちが良い。やはり水道水とは違います。

2008/01/30

初染め・・・
初染めに入って一週間が立ち工房には藍が干されて、紅花、紫根と
東京からの生徒さんの糸を干す。こんな事は珍しくパチリ!
今日は紫根染め。水に中に分量の液を入れて染める。
まだ一回目の途中ですが濃薄とこんなに色がはっきりとします。⇒
4〜5回(年に1回ですから、4〜5年)ですね。
織りに入るとまた素敵ですよ。

2008/01/24

快適に織れる機・・・
ラフな織りをする機を工房に持ち込んで、この機を何とか
織れるようにしたと少し手直しをしてみる。織れる事を
祈る思いで手経り〜織り作業と迎え、織りに入る。
思ったより良い感じで織りが始まる。今持っている機を
使いこなして次に向かうようにと話しながら、今日も
気持ち良い機音を出して、この機からどんな織物が
生まれるかが楽しみである。

2008/01/23

初染めに入る・・・
紅花の黄水抜きを終えた紅花を染め始める。毎日一人、二人と。
紅花の色も素敵でいい。色が判っていても染まる瞬間の感動は
いつ迎えても良いものである。 今年も良い色がいただけますように。
初めて紅花を染める人の感動も凄い・・・。

2008/01/21

初染め準備は辛い・・・
大寒に入り寒さが身にしみる。重たいボールを持ち上げて、紅花を絞り水を加える。
毎日の日課である。多い時は10個ものボールが作業場を埋め尽くしていたが今年は7つ。
寒さや重さに体がついていかなくなった様子、風邪を引いてしまった。
今年で初染めは止めかなと感じる。
写真は1ボールごと違うが、紅花がこんなに綺麗になってはじめて紅をいただける。
これまでに来るのに1週間はかかる。でも楽しみな紅花染めが始まる・・・。

2008/01/15

初染めの準備に入る・・・
毎年初染めには紅花と紫根を染めます。
紫根はその日に染められますが、紅花は前準備が要ります。
黄水を抜く作業です。黄水抜きを一週間して紅を出します。
綺麗な紅をいただくには良い水と紅を出す色素が必要です。
そして地下水や沢水を使って染めるとそれはきれいです。

初染めは工房で染めます。山荘では道路が凍結したり
雪があったりで、その日でなければ全て人が上がれるか
わからないのできません。ちょっと残念ですね。

2008/01/10

糸が凍る・・・ 寒波がやってきて鈴鹿も薄っすらと雪化粧です。山荘は積もらないけれど雪がチラチラしています。糸洗いがあったので寒い沢水で藍の寒ざらしをしました。八風の風にそよぐ予定の糸があまりの寒さに凍ってしまいました。 工房で経験がありますが。豆汁等もこんな具合の日々にはしないことです。水分が凍って豆汁が斑になります。ふとそれを思い出しました。あまりの寒さには織りをやるべきと反省しました。 今時期の沢水で染めをすると冴えた綺麗な色が染まりそれは良いものです。

2008/01/06

今年もどうぞよろしく・・・
写真のような実り多い染織ができますように。
娘の所にこの南天の木が多い。剪定をすれども有る南天。
剪定をすると木の年数が経っているからでしょうか、
幹の中が見事な黄色をしています。これがまた豆汁処理した糸で
染めれば綺麗な黄色です。今、回数を重ねて緑を染めたいと
思っています。今年は緑をより多く染めてみたいと願っています。
これで竹を表現できれば、嬉しいのですが・・・。

2007/12/24

今年は娘のところでイブをたのしむ。
グランの散歩に共に行きこんな光景を目にする。
凄く懐かしい風景である。霜除けかな? 目白も来て
暖かである。地球温暖化と良く耳にするけれど、未来に
希望が持てないことばかり。しかし、未来の為に自分で
出来ることをしなくてはと強く感じる。今を感謝して
生きること大切ですね。物を大切にする。有効に使い切る。
セーターを1枚よけいに着て過ごす。これも省エネです。
皆で穏やかな年越しが出来ますように〜〜
孫達に顔を見ればそう感じるイブでした。

2007/12/08

冬青・・・ 
今年はじめての冬青を採取して液出しに入る。ここの冬青は葉が大きくりっぱです。
年何回か戴きますが、今年の色は如何でしょう。たくさん枝打ちをしても葉だけにするとわずかです。
タンク一杯は欲しいと精を出して取り、工房に帰って早速液出しです。
冬青は葉がいのち!葉を蒸らしてはいけません。できるだけその場で液出しをしたいぐらい新鮮な葉を
使います。枝等には色素はありません。液出しをして一週間放置していればワインの色と香りがして
きます。それが染め時の合図です。必要な量だけ戴いて染めましょう。
工房では枝が干して薪に使います。孫の家には木々がいっぱいで南天が今年もたわわに実をつけて
頭をもたげております。大きな木なので綺麗な黄色が染まりますね〜

2007/11/15

ウールの蒸し・・・
ウールの経糸を整経しました。綛で見る限り糸のねじれを感じませんでした。
こんなに糸がねじれますと作業がしづらいです。緯糸にも使いますから糸の蒸しをして
ねじれを取る事にしました。
@綛を枠巻きにする。 Aタンクに簡易的に蒸しが
 できるように準備する。
  B枠を網の上に載せて蒸す。
  湯が糸にかからないように
  注意がいる。
C30分蒸す(15分で上下を変える)放冷 D糸が乾いて枠に巻き返る(中の糸に平均的に蒸しが行き届く
ように)E20分蒸す(上下糸を10分で変える)放冷して糸はしっかりと乾燥させて使う。
蒸しが利けばこんなにもう糸の捩れは無い。確認して使う。

2007/11/09

知っているような知らない話・・・
綜絖のワイヤーヘルトに表裏・上下がある事ご存知ですか。
ワイヤーヘルト1本が糸が細くなればなるほど織り地に諸々弊害が出ることが大きい。
ヘルトの頭に色が付いています。
右利き・・・@ヘルトの頭に色が付いているが上
      Aワイヤーの入る穴の所のねじりがつるっとしているが前
       (ヘルトの穴が右向きになっている)
左利き・・・@ヘルトの頭の色が下
      Aねじれはつるっとしているが前(ヘルトの穴が左向きになる)
                  にすれば左利きの方も楽に糸を通す事ができる。
良く見ればヘルトがでたらめに入っている事が多いです。織っている時に糸切れが
発生することもあります。一度綺麗に通し直して織ってみてください。

2007/10/29

頼まれのマットが織れて、また頼まれマット40cmをセットして
あっという間に織れ2本目を織っています。
今までマットは片羽(筬目に1本入れ)差しで織っていました。
40cm幅なので、丸羽(筬目に2本入れ)にしてみました。

1本は薄色で、もう1本は濃い色にしましたが、経糸が混んでいますから
真っ白に見えて折角の色が可愛そうです。
主人にラグ用経糸を紺に締めて欲しいと話しているところです。
ちなみに40cm1本は、180cmの出来上がりですぐ織れたのです。
また感じた事は40cmと決められると、太い緯糸は耳分で寸法通りに行きません。
こんな事も織ってみて解かること。織るが一番。これが染織の力になります。

2007/10/22

落ち葉・・・
朝夕冷えが増す毎に山荘から里が見え始めます。
山荘で染織をしていると落ち葉が多くなりました。
写真の左は冬青の葉。右は矢車ぶしの葉。
正にこんな落ち葉色に染まります。
生徒さんに
「この木の色が分からないとは・・・落ち葉の色を見れば分かる」と話した所です。
この葉は何の葉?と落ち葉拾いをして見るのも楽しいですよ。

2007/10/15

工房にて早速液出しをする。それぞれを押し切りにてカット。
赤麻・萩を各3煎する。萩は今回の倍の量は欲しかった。赤麻は今の時期でも
葉が生き生きとしていれば液出しに使えた。染めが楽しみです。
山荘で採取できる場所は夏はこぼれ日がさす山道で、秋に葉が少しずつ落ち始めても
しっかりと日が差し今も元気です。だから今時分まで液出しが出来るのでしょう。
逆に6月頃はまだ葉も小さく威勢が良くないのです。思えば昨年も山荘勉強会で
生徒さんが採取して帰りました。

2007/10/14

染材採取・・・
朝夕が涼しくなってきました。山荘の沢水付近には今も赤麻が青々しております。今日は赤麻と萩を採取。
毎年工房の萩を染材としておりましたが、山荘に持って上がり大きく育った萩を取りました。
萩も赤麻も茶から赤茶に染まり染材として欠かせないものです。今年も採取でき来月の冬青も元気に育ち
液出しが楽しみです。

2007/10/02

秋は展覧会が重なるので天候で糸の干しが心配です。
糸を広げたり、動かさないと糸がカビます。
雨模様が続けば糸はなかなか乾燥してくれません。
遠方から来る生徒さんの為に糸を干して返します。
すっきりとした秋晴れに成って欲しいものです。
豆汁処理も割り染色も自然相手です。出来る時に
豆汁をしておきましょう。

2007/09/29

山荘での藍染め・・・
藍染め指導は今回山荘での指導は始めて。藍液をどうするか言うことです。 工房でするように
洗濯機を持って上がり、脱水した液はボールで受けてタンクに戻す事が出来ました。でも途中の洗いは
しないことを徹しました。意外と楽に作業が進みました。本格的に染色をすることができそうです。
「ガラスウール」先回煮染めをした時はタンクの底や壁面が煤で汚れて後の片付けが大変で困っていました。
今回ガラスウール紐を使ってみました。大成功!!!! これで後の片づけが大変楽になりました。

2007/09/22

竹糸織着物・・・
竹糸織着物はさわやかな着物。私は風を通す着物と思っています。
シルクを着尽くした人からは少し重いと言う声を聞く。それは竹本来の重さなのです。
竹はこの重さを承知してほしい。竹糸なのである。この着物は男性で中肉中背の方が
着て下っています。着物にして重さを測れば800グラムある。シルクと木綿の中間です。
今から大切な繊維として世の中に貢献する繊維と思います。
来年が「竹糸に魅せられて」10年。来年は「竹展」したいと思っています。
見て着てみて欲しいと願っています。この着物に久しぶりに会って着ている方の心を感じます。
色んな着ての感想をお聞きして勉強をしております。是非見て触ってきてください。

2007/09/20

豆汁糸に色がつきました・・・・
織成で豆汁講座を済ませて山荘に帰って糸を干しきりましたが、工房に持ち帰り
干して見ればこんなに糸に色が着いてきます。
色んな要因がありますが、自然相手の仕事です。慎重に糸を扱うべきだったと反省しています。
今思えば、豆汁はその場でしっかりと乾かす事が肝心です。生乾きであればできるだけ早く
糸を干してやる事が大切!!!! 豆汁日は曇りと言って乾きを心配しておりましたが、
良く乾いてくれホッとしておりました。講座を受けた人達はきっと糸を早く広げて
干した事と思っています。しっかりと枯れるまで慎重に糸を扱う事を薦めます。
豆汁処理を自分のものにした方は良い色の織りが楽しく進むと思います。
色糸は大切です。自然も大切。楽しんで染織を続けてください。

2007/08/26

布染め・・・
山荘で冬青染めをしました。冬青は今時期染液を出す事ができず、ずいぶん時間が経った液です。
液の色は濃い色をして少しへドロができていますが、それなりに染まればと染めてみました。
染めを終われば良い色をして終わりました。液を無駄にしたくないと最後まで使う事ができ感謝です。
重ね染めをして使いたいと思います。ツクツクボウシを聞きながらする染めも楽しいものです。

2007/08/09

再柿渋染め・・・
武豊のみゆき通りの三箇所に「日よけケナフ」が掛かっています。 意外と風当たりが強くて
ワンシーズンで痛んでしまいました。しっかりと張り掛けてあると良いのですが、緩めに
たらして掛けてありました。
ケナフそのものは非常に丈夫な素材です。布にすると絞る事ができません。 色褪せ、修繕の為に
再度柿渋を染めました。液ダレも無駄にしたくないので工夫して・・・。縞の黒は黒でしっかりと染まり
イメージ通りに染まりました。使った液を容器に戻しておきますが、使った液は早目に使い切った方が
良いですよ。液中にヘドロが出来ます。

2007/08/08

機仕事・・・
いろんな作業の説明は文章だけでは難しいですね。織りに入った
生徒さんのために今日は指導の合間をぬって、機上げをして
綜絖、筬と通しを済ませて、経糸のセットを見せる。
通しを済ませて経糸は一柄ずつ片結びをして置く。
それを織り前のパイプに通して、一柄ずつ解き玉結びをする。
経糸が平均的にセットできれば、ビニール紐3〜4段織り入れ、
織り始める。
一柄ずつ結べばこんなに初めから織りに入ることが可能です。
糸は布になっていきます。どうぞ精一杯織ってください。
それから経糸は写真のようにこんな具合に張ります。
足木はあまり高くしない方が織りが楽です。
織りは楽しくなくては続きません。

2007/08/07

装束を織る・・・
竹糸織で装束を織る。装束なので糸を染めず、豆汁もせず糊のみで織る。
初めてのことで主人は緊張すると言う。 白は心を見透かす感じがして、
織るという行為が緊張に結びつけるのでしょうか。 心躍る思いで織りはじめました。
工房から良い機音がして来ました。織っている顔はとても良いです。
今回は白をテーマにしましたから、「陰縞」にしております。素敵ですよ。
緯糸は開繊糸を使っています。どんな風合いに織り上がるでしょうか。
初めてのものはほんとに緊張もしますが。心が躍ります。

2007/08/06

湯とおしを済ませて脱水をして水気を取り干していた。この方法はしわが多く出て困った。
生徒さんから同じ悩みを聞き、その人は今回絞らず干したと聞く。「これがこれ」
聞き見ればしわは少ない。工房でも今回やってみた。結果は上々!!写真のように干す。
1反が14mあり、半分に折っても工房内では1本の竿では干せずこんな具合に干してみた。
水ダレも思ったより楽で水が垂れている時に布を触るは布端が伸びる素。いつまでも同じ所に
竿を置かない為に時間を見て何度か竿をクルクル回して布を動かして干した。
最小限のしわの出来で終わりこれは良いと思う。何度も言いますが自分で湯おとしをすれば、
水、布の様子を自分で見ることはできる事が何より良いことです。湯のしもこんな具合で
治まりそうです。

2007/08/03

竹糸織着物・・・
久しぶりに竹糸織着物を全て出してみた。今20点。
竹糸織着物に関わって10年で織った物です。糸染めが
木綿の3倍かかる。初め織ったものと最近の物とは質感が
違っている。糸でこんなに変わるものかと思うほど違う。
1点、1点イメージすれども外れる。自分が思う質感が
織れるまで織り続けたい。糸と良き縁が欲しいと願う。
誰も織っていない着物である。着て貰って評価され始めて
竹糸織着物は活きだす。そのためにも織り続けたい。
見れば1点1点素晴らしい、今からも織り続ける力を
いただけるように心を込めて。

2007/08/01

街路地のえんじゅ・・・
良く町並みにえんじゅを見かける。武豊町にも有る。花は黄色で小さい。
これを乾燥させて染料にするのだが、道端に落ちるとただのゴミになる。
毎年少し試みて染めてみるがあまり好きな染料ではない。早朝車が少ない時を
見計らって採取するのですが堅牢度良くは染まりません。
染料屋さんで売っているくらいなので染料としては良いのでしょうが、私には
まだ少し良さがわかりません。今年は染めれそうもありません。
でも綺麗な黄色が染まります。身近に有れば染めてみては如何でしょう。ALで黄色です。

2007/07/27

長い間を空けた糸染め・・・
2年近く染めをせずに再度指導を受けにやってきた生徒さんの糸。12/3綿糸です。
1回染めを2年前にしたままです。間が空いているので色素がびっくりするぐらい
しっかりと入ります。写真はどれも1回。2回目を染めているところです。
そして今から媒染に入れるところです。こんなに入ります。
結果から言えば、糸のストックがあれば糸を順番に廻しながら時間を空けて染めると
良いの言う見本です。丁寧に時間を掛けて染めた糸は色糸として生きています。
分かっていても感動する瞬間です。豆汁は素晴らしい方法です。

2007/07/12

空梅雨と言うけれど・・・
豆汁地にカビが生える。空梅雨を心配していたけれど。毎日じとじとと雨が降る。
梅雨時期は豆汁をしない方が良い。長い時間自然に乾燥させるには、糸や生地には過酷です。
もうじき一ヶ月と思っていましたが連日の雨模様で少しカビが生えてきました。
名博があり少し先のことを考えて豆汁をしましたが、やはり豆汁はしない方が良いですね。

布目を開くために熱湯で40分煮る。赤麻を元液(10リットル)入れて1回目ですが
3m近くある布を染めました。染めの時点で10リットルを吸いきり、媒染をして
再度10リットル追加して、液は透明になりました。この夏中染めて来年楽しみです。
藍のパンツは先染めをして仕立て毎年着て染めています。この夏作業に活躍します。

2007/07/11

豆汁の煮液がこんなに透明です・・・
長年豆汁の煮液を見てきましたが、こんなに透明な事はめずらしいことです。
と言うのも、豆汁を作る〜糸に吸わす〜糸を枯らす すべて手作業の自然相手です。
今は梅雨の真っ最中で風があり過ぎれば糸がからむ。風が無ければ中々乾かない。
こんな時は何時までも生臭い。 乾燥、天気が続けば糸は作業している間に乾く。
今回も名博に訪れた方々から豆汁が斑になる。やりずらいと聞きます。

そこで Q&A 豆汁の質問を受けようと思います。
毎回色が良くて展覧会に来て下さる方が多い中、話しを聞けば一度してやっていない
という人が多いようです。私どもは毎回展覧会をして手間暇掛けた色糸の素晴らしさを
「尾州の縞」を見ていただき多くの方に豆汁を実践して欲しいと願っています。
今だからこそ海を汚さない染織をしなくては後世に素晴らしい多くの物が残せません。
その後の染めの作業、色を戴きましたよ。

豆汁を枯らして、染めに入ります。
まず沸騰させた湯に糸を入れます。水から糸は入れません。長い時間水〜湯にダラダラと入れると
湯が濁ります。目開きは60度くらいになって糸を入れ沸騰させて30〜40分煮ます。
そうした湯が今回の写真で透明です。こんな豆汁処理をして染めてください。

2007/07/10

十三参り・・・
可愛い孫にと振袖を織ることにして、3〜4年が経つ。
色も良く本人がとても気に入り、来るたびに織れてる織れてると
感動した反物の一品。ようやく二ヶ月も経って織れました。
経糸、緯糸に紬糸は難しいです。25m整経して22m織れました。
差込39cmにして37.5cmになり少し狭いかと感じていますが
まだ子供。良い勉強になりました。
成人式にはより良いものを織りたいと願っています。
巻きもズッシリ!と重厚感がありますよ。

2007/06/25

赤麻の染液作り・・・
@6月23日採取。1日陰干し。
出来れば採取後すぐに液出しをした方が良い。
遠方の為、帰るまで陰において置く(葉は蒸らしはいけない)。

A押し切りで10cm位にカット。
カットすると液が出やすい。
Bザルに入れて煮出す。沸騰して3〜40分煮て、4〜5煎する。
 今回は4煎した。しかし4煎目は薄いと言う。
 この押し切りは古くからあるお宅の藁を切っていたものを
 いただいた。主人がとぎをして愛用している。
C一週間位すると良い色になり
染め時になる 。
赤麻は山荘にも多く採取できる
素晴らしい染材である。
秋の冬青まで赤麻で補う。

2007/06/15

名博展覧会「風呂敷縞」・・・
テーマごとの展覧会は今年で終わります。
今年のテーマは「風呂敷縞」 毎年テーマの実物や展示物を
お借りしている「鈴鎌」から今年も4枚の風呂敷を展示して
いただきます。 風呂敷は今は目にする事も無く、時代劇で
目をさらにしてみればたまに見ることがあります。
大切な暮らしの縞の一つです。是非見にお出かけ下さい。
名古屋市博物館 7月3日〜8日です。

2007/06/11

風呂敷縞終了・・・
広幅を織ることは楽しいが全てが小幅の倍!!!力も糸も道具も
全てが倍と言う感じでやはり大変です。山荘に織っていたので
2月に機上げして此処まで引っ張りました。一度に2反分を織る
訳ですから、なかなか行け無い状況も有り両方で織ることの難しさを
感じます。
初めて木綿で織りましたが伸子がしなって使えなかった事。
杼が小さく、軽くて飛ばなかった事。千切り2本で織るので経糸の
張りが合わない事。織る間肩(腕)を張っていること。
また湯通しをすれば、湯を張る容器が長方形でなくては脱水が
難しかったりなど・・・、色々感じる事が多かった反物です。
これを織ったことでいろんな勉強ができた事を感謝します。
なんとか名博に間に合いそうで展示します。

2007/06/07

6月3日の真竹染め・・・
竹にはいろんな種類がありますが、先回はどんな竹で染めたか定かでは
ないのですがあまり色が有るとは感じませんでした。それ以来一度も
染めておりませんでした。竹糸を扱っている工房なので頭の隅で再度
竹染めをしたいとは思っていました。
そうそう・・熊笹も綺麗な黄色に染まりますよ。布はカーゼ地の豆汁済。
染め〜媒染〜染めを1回として重ね染めします。
今回の写真の色は1回染めです。堅牢度が如何でしょうか。
次回は竹糸に染めてみたいと思います。

2007/06/05

伸子・・・
いろんな伸子があるが、織り地に対して強すぎたり弱すぎてとなかなか
思う道具に当たらない。最近友人が機道具を作ってくれる。
「こんな具合に作って」と無理ばかり言っているが、今回は90cm機の
伸子を作っていただいた。
竹がしなって2本使ったものを今回小幅用に直してくださった。
どんなものも物作りは道具が大切。自分の力も要るがかなり道具にも
作品作りには重要である。親しく色々注文できる事がありがたい。
いろんな人の力を借りて作品は生まれる。感謝したい!!

2007/06/03

真竹の染め・・・
関東の生徒さんが真竹の染液と生の真竹を送ってくださる。
一度染めた事があるが色と言う感じには染まらずそれ以来一度も
染めていない。彼女は中性の染液を作った。工房では弱アルカリで
液だしをしてみた。出した液で早速染めてみる。布は豆汁済みの
ガーゼ地ある。媒染はまだしていない写真である。一晩放冷して
媒染してみたと思った。色が染まれば竹糸に染めてみたいと思う。
まずはありがとう、遠方から送ってくださって。

2007/05/27

冬青の花・・・
今頃冬青の花が咲き見ればもう中心に実の形ができています。
昨年から冬青のハチミツを戴いておりますが、それは美味しい
蜂蜜です。それに高価です。山荘にはグルリと冬青の木があり
ますが、住んでいるわけではないので花をこんな形で見る事が
初めてです。写真は娘のキッチンの裏にある、雌木ですが花が
小さく少し香りがします。蜂蜜になれば「チョコミルク」の味が
します。地域に寄れば「福木」として大切にされるとか。
工房も毎年正月飾りに冬青を使います。もちろん染色には
欠かせない染料ですね。

2007/05/24

竹糸の色・・・
竹糸にはビスコースと開繊の二通りの糸の作り方がある
ようです。 染色もこの二通りで色合いも違ってきます。
ビスコースは糸がしなやかで艶があります。開繊より
しなやかなだけ色も入りが良いようです。開繊は糸に腰があり、
色素の入りもビスコースの倍はかかります。豆汁をしなければ
染まりませんのでこれまた腰が出ます。

ビスコースは俗にレーヨン糸ですから軽く見られがちですが、
竹は竹。100%です。両方を使って反物作りをしたいと
思っています。
最近焦げ茶を良く使います。媒染を明礬とだし金のみで染色を
しますので焦げ茶がなかなか染まりませんでした。今はこんなに
良い色に染まります。今は少しずつちがう緑が染めたいと思って
います。竹繊維に魅せられて10年が経ちましたが、まだ先が
見えません。それが楽しくもあり辛くもあり、少しでも竹の糸が
欲しい今日この頃・・・

2007/05/21

糸を割る・・・
生徒さんが持っておいでの糸!今回のように糸量が多い時等は
糸綛を割って作業をする。今回の糸は60/2シルケット糸、糸は細く、
シルケットの為糸が粘る。糸量は1綛300g こんな糸どんな時に
使うのだろうか・・・。
糸足が分からなくなってしまっていた。どんなに糸を丁寧に分けようと
してもあぜ綛が解けてくれない。粘る糸で触れば糸が散々に成る。
綛分けをして初めてのことである。生徒さんには悪いが、これはどうにも
なりそうに無い。「糸さん、屑になっては駄目」と話しかけながら作業を
したが今の所綛分けが出来そうにない。困った!!!
工房では豆汁作業をする為あぜ綛は使わない。一つになってしまう。
綛も50gである。 どうしたものか何とか成って欲しいと思うが・・・

2007/05/17

冬青に花芽が付く・・・
毎回観察している冬青に今年も花芽が咲きはじめました。5〜6本揃って立っていますが、
隣に雄雌木があります。雌木は花芽が少なく、葉は大きい。それに対して雄木は花芽が多く、
葉は先がとがっています。自然がやさしく出来れば実をたくさん付けてくれる事を祈っています。
冬青のハチミツを戴いていますが、本当に「チョコミルク」ように濃くがあり美味しいです。
今年もいただけるとうれしいハチミツ!

2007/05/12

竹糸織着物織りに入る・・・
今工房で使っている竹糸は戴いているものを使っているせいか
毎回面白い発見も多い。木綿糸は工房用の糸を紡績会社で
作っていただくので何時も同じ糸を使うことが出来る。
しかし今のところ竹糸はそうはいかない。毎回イメージした
反物にならないことが多い。決して駄目な反物ではない。
思わぬところに凹凸が出たりして、糸質によって出来具合が
ちがうのである。糸が流通に乗っていない為、思い通りのものが
できない。早く竹糸織着物を多くの人に着ていただきたいと
気はあせるが、糸を自由に作って試みる財力がない。悲しい。
今のところ私一人が着て楽しんでいるのであるが、良さは着て
いただけなければ解からないもの。来年は工房二十周年記念に
「竹糸織着物展」をしたいと準備をしている。
竹糸は良い素材です。もう商品になっているものが多いですが、
経緯とも竹100%、糸の作り方でビスコース・開繊があります。
手機には竹100%は織れますが、機械織りは経糸を何かに
変えたりして織ってあります。手機であるがゆえにあえて、
竹100%にこだわりたいと思います。竹は竹の良さがあります。
今から大切な素材になると思います。もっと多くの多方面で
使われてくると思い楽しみです。
色々有りますが毎回ワクワクしながら織っています。

2007/05/06

「楓」フウ染めのハンカチ・・・
工房では染める糸・布・和紙等に豆汁をして染めておりますが、
これは薬品を使わずしっかりと染めることの出来る素晴らしい方法です。
ハンカチはソフトで手触りのようことを要求されますが、ショールに然り
豆汁したものも使いやすく良いものです。自然を汚さない方法を本気で
考えれば豆汁して染織をすることは大切な一つと考えます。
初めて染めたフウ染めは身近には少ない染材でありますが、唐楓や、楓
そのものでも色合いは似ております。堅牢度に優れて手洗いすれば
何時までも色を楽しむことができます。山荘の身近にある染材で少しずつ
染めてみたいと思います。

2007/04/15

どんな管を使用か・・・
整経の使う管が何種類かありますが、今回大管と言われているものを
使用しました。どうしてもこの管を使わなければならない時には使用
しますがなるべく避けています。この管1本が約25gあり、その上に
糸を巻くわけで、糸を巻けば1本50〜60gになります。全ての糸を
整経すると管立てが揺れます。それだけの糸を引っ張って整経している
ことになり、あまり宜しくありません。
今回はそんな中、糸がスルスルと整経でき、なぜ?と考えました。
自分が管巻きをすれば1本を平均に巻いておりました。主人のを今回
見れば中を山のように「山高」に巻いております。その結果、糸は
スルスルと滑るように出てくれます。
整経はどんなやり方でも、糸を平均に引き出すことが肝要ですね!

2007/04/07

山荘にて・・・
風呂敷縞を織る 初めて広幅で風呂敷縞を織っています。織り始めればいろんな事が出てきました。
90cmの千切り巻きが1本で整経できない事、それによって千切り、2本で整経し織る。 2本で
整経をした為に経糸の張りが違う。それで織り線が曲がって織れる。 織りを初めて糸のしたに詰め物して
織る。そうすれば張りは揃った。 広いがために織っている間中腕を構えている状態で小幅のように織り
続けられない。そんなこんな色々あるが、少し機が織っている反物に慣れてきた様子である。
織りは楽しんで織るもの使っていただくものですから、ため息を織り込んではなりません。
幸せを織り込みましょう。

2007/04/05

工房の縞帳出来上がる・・・
先回の縞帳配布からしばらく時間がかかりました。事故以来
グズグズと時間をやり過ごし此処まで遅くなりました。今回は
70枚近くありますので布のカットに時間を取られ、1枚ずつ
眺めてはいろんなことを思い出しました。
工房も活動し始めて20年を迎えます。 反省すれば娘曰く
「忙しく走り続けていたので止まる事が出来ず、あれで
急ブレーキがかかったの!」と。
染織が出来ない。辛い時間を潜り抜けてようやくエンジンを
掛けれるまでになったことを感謝してまた走りたいと思って
います。工房を巣立った人たちの健康を祈りつつ、布のカット
作業を二人でしました。もうじきお手元にお届けできると
思います。楽しみに待っててください。和

2007/04/02

広幅で風呂敷縞を織っています・・・
今年の名博テーマを「風呂敷縞」としています。 広幅で風呂敷を1枚織りたいとがんばっていますが、
90cmですから一気に2反分が出来るわけで、織る作業も全て2反分になります。
よく広幅が欲しい、織りたいと聞きますがお薦めしません。なぜなら織り切るにはかなりの重労働だと
言うことです。両腕は杼を飛ばすので常に張っています。これはきついです。杼も伸子も広幅用のものを
使わなければ張らない。飛ばないということになります。
道具は一身胴体とはよく言ったものです。これも間に合わせて・・・と言うことはできません。
また広幅用のドラムを持ち合わせていないので45cmの千切り2本で分けて整経しています。
千切りの経糸の張り具合、始めの位置等でつなぎ目のゆるみがでる感じがする、工夫して織れば解消できた。
織れば小幅が楽しく織れるということになります。大変ですが頑張っています、是非名博に見て下さい。

2007/04/01

フウ染め・・・
「フウ」マンサク科 紅葉が美しい。緑〜黄色味〜紅色になります。
(楓)ですが渡来するときに音読み「フウ」とそのまま呼び名になった。
三重県民の森で採取して液を出し染めてみる。今回初めての染めです。
つくばで(唐楓)の実で染めてみましたが似ているかな、楽しみです。

豆汁済のハンカチ・タオルハンカチにて。
ハンカチを水にしっかりと浸す。一煎のみで染める。
(今日は山荘では八風が吹き長く染めができない)
元液なので時間も短く10分染めて〜10分媒染〜10分染め色素は残る。
(工房に持ち帰り裂き織りようの布を染める)唐楓と同じ色であった。
唐楓の実は硬く液出しに少し時間がかかるがフウの実は柔らかく楽に
でる。矢車のように油が無く色としては使いやすい。色も澄んでいる。
身近にある染料を見つけることも楽しいものですね。

2007/03/29

勉強会・・・
竹繊維を如何に使いこなすか、課題である。希望する糸がなかなか手に入らない。
経糸に開繊糸で機上げしてみた。開口しない。毛羽で開口しないのだ。この毛羽を
何とかしなければ。そこで筬から糸をぬき粗く差し替えた。差し替え3回まったく開口しない。
此処であきらめればこの糸はくずに成って捨てられる、忍びない。何とかといろいろ試してみる。
加温・蝋を塗る・糸を濡らす・ライターで燃し(ガス焼き)してみる。最後はシリコンを振る。
框を動かすごと、毛羽の筋が出来る、さすがにあきらめた。
でも捨てれず千切り巻きのまま棚に片付けた。心が重い。

光が見えたことは(ガス焼き)で毛羽を取り除くことだ。焼くと毛羽は出ない。
指でしごいても毛羽は出ないと言うことが解かった。わかったが個人では求める糸の量は知れている。
特別には作ってはくれない。残念な事ですが。最近聞く竹の糸はバンブーレーヨンか〜???
でもバンブー100%です。混じりはない。しかしレーヨン(ビスコース)。何とか世に出すには
竹繊維を入れたい。よく100%は織れないと聞く。手機だから織れる竹繊維100%にこだわりたい。

今が最高に二人にとって辛く楽しい時間である。来年は工房20年。「竹糸織り展」をする。
それまでにはツンツンの竹糸さんと仲良く付き合っていきたい。竹糸ともう10年なる。これからの
10年が大変で叉楽しい二人の時間にする。 竹繊維はきっとこの先いろんな形で糸として、布として
使われると確信する。先駆けて糸に触れる二人はが幸せ!!竹繊維の良さは使ってみて、着てみて
解かるものだから多くに人に触ってできれば着てみて欲しい。市民権を選らせてやりたい素晴らしい
糸ですから。
中国など大昔からこの竹を使っていたらしいが、着るものには使っていないようで使えるようにした
この糸がすばらしい。 写真は糸長を調べたり、毛羽を調べているところです。
糸は 上:20/1バンブーレーヨン左撚り 下:30/1開繊左撚り

2007/03/26

竹繊維・・・
ようやく竹繊維100%だけで経糸にして織る事にした。 整経もスムーズ。綜絖通し、筬通しと
スムーズに進む。経糸の張りを整えて織り始めようと足を踏めば、開口しない。毛羽が多くて初めて
染織を始めていろんな糸を織って来ましたが開口しないものは初めてです。手を添えてやらねば開口しない。
毛羽は麻より多い。筬を動かせは毛羽の筋。今筬を差し替えて、筬通しをやり直しています。
開口してくれることを祈りつつ・・・。

2007/03/09

「竹繊維」
竹糸には二通りの糸の作り方があります。
一つはバンブーレーヨンと開繊式で作った糸です。
バンブーレーヨンは竹のセルロースを綿状にして、
糸を引いたもので、開繊糸は竹の繊維を砕いて糸を
引いたものです。
レーヨンはしなやかで、それでいてしっかりと竹繊維を
表現してくれる素晴らしいものです。これは機械で織れます。
開繊糸はレーヨンよりもしっかりと繊維そのものですから、
一見麻糸と間違えます。織りも麻糸と思って織ると間違いが
ありません。
今までレーヨンばかり織ってきました。糸がレーヨンしか
手に入らなかったです。でも今は開繊糸が手に入り、緯糸に
利用してきましたが、経糸に織ってみたいと今回織り始め
ました。開繊は糸の毛羽が多くて驚きます。それに比べて
レーヨンは織りやすく毛羽はほとんどありません。

竹繊維に見せられて10年。ようやく此処まで来たと言う
感じですが、先はまだ遠いです。竹糸着物は着ていただか
なければ無いのですか広まりません。多くの人に竹糸を
着ていただきたいと織り続けたいと思います。
触っていただくと今までに無い触感だと分かります。
多くの方に目にしていただけて良いですね〜とお声をいただく、今年も名博の展覧会の日時が決まりました。
どうぞ「竹糸・竹繊維」触ってみてください。
お待ちしております。
名博の日時はHPの表紙に載っています。

2007/03/02

湯通しは良い・・・
反物の湯通しをすると反物の様子を見ることが出来ます。織り下ろしの反物の風合い、湯通しした風合い、
干した風合いと全ての風合いを見て感じることが出来ます。
一番気がかりは藍の色。色水です。こんな感じ(写真中)はよく枯れて、灰水のみで作品として使えます。
今回より次回と工夫し進歩したいものです。
工房で織り上がった反物を生徒さんと湯通しをします。すると今まで見えなかったものが見えてきて
話しが弾みます。経糸の切れたときはきりきりでつながないで織り込んだ方が良いとか、一人ひとりの
織りのやり方が見えてきます。アドバイスもできます。湯通しを自分ですることは本当に良い事です。



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